(読書) 『読みたいことを、書けばいい』
こんばんは、ナスです。
今回は、田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい』を読みましたので、感想文です。
いやーーーー、面白い本でした。何が面白いかというと、著者の人柄というか、口調というか。なんて言っても読みやすい、そんな本でした。
著者
田中さんは、1969年大阪生まれ。
1993年に電通に入社し、24年間コピーライターとして活動されていました。
2016年に退職され、フリーのライターとして、活動をされているようです。
内容
この本は、何を、誰に、どのように、なぜ書くのかという4章立て。
特にためになったのは、144ページ『物書きは「調べる」が9割9分5厘8毛』。
感想や日記を書くのと違い、文章を書いて生計を立てるつもりなら、何よりも調べること。特に「一次資料」を調べることが重要とのことです。
ネットの情報や、新書で調べたのでは、また聞きのまた聞きを文書にしていることになり、その資料を書いた人の感情や、興味により描写に傾斜がかかり、正確な新事実が載っていない可能性が高いのです。
私は文書で生計を立てるつもりはありませんが、ネット上に嘘を書き続けるのも気が引けるので、上記には納得です。各以上はしっかりと調べなければ。
一次資料というものは、あまり関わりがないけれど、図書館に行けば意外とあっさり手に入るみたいです。幸い、近所に図書館があるので、本気の記事を書くときは、行ってみようと思います。
ちなみに、この本の最後のページには、文章を、簡単にうまく書く方法が述べられていました。なるほど、素晴らしい。ぜひ読んでみてください。